HuCELL™

ヒトのリガンド-受容体相互作用を評価するためのヒト化ターゲット HuGEMM™ モデルとの併用

免疫チェックポイント阻害剤などのヒト特異的免疫療法薬の非臨床開発は、機能的免疫系を持ち、かつヒトをターゲットとする免疫療法モデルが存在しなかったため課題となっていました。

当社は、PD-L1などのヒトをターゲットとする分子を発現するように設計されたHuCELLマウスがん細胞を開発しました。HuCELL モデルを用いて、がん細胞上に発現されたヒト由来のタンパク質を標的とする薬剤の効果を評価することができます。

HuCELL は HuGEMM マウスの姉妹プラットフォームです。HuCELL および

HuGEMM モデルを組合せることによって、免疫系をターゲットとするヒトに対する薬剤を評価するための理想的なプラットフォームを提供することができます。

HuCELL コンセプト

HuCELL モデルは、FACSによるヒトタンパク質発現、ならびにリガンドや抗体の結合について十分に検証されています。

HuCELLモデルのメリット

• より複雑で完全にヒト化されたモデルを代替する費用対効果の高い手段として、HuCELL およびHuGEMMを組合せたモデルを使用することにより、研究資源を節約が可能。
• マウスの同所移植系が利用できない場合でも、 in vivoでヒト用の生物学的療法を評価することが可能。
• HuCELL とHuGEMM モデルの組合せにより、ヒトのリガンド-受容体相互作用の評価が可能。