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本資料は、Crown Bioscience Inc.が 2020 年 5月 26 日に発表したプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。

新しい患者由来オルガノイドモデルを含む腫瘍学の前臨床研究プラットフォームを拡張

May 26, 2020

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従来の創薬ワークフローを変えるHUB患者由来オルガノイドがCrownBio独自のプラットフォームに追加

サンディエゴ発 – May 26, 2020— Crown Bioscience(以下「CrownBio」)は本日、独自のオルガノイドプラットフォームを拡張し、130のHubrecht Organoid Technology(以下「HUB」)の患者由来オルガノイド(Patient-derived organoids、以下「PDO」)を追加したと発表した。これは、CrownBioの革新的なオルガノイドプラットフォームの開発、抗腫瘍薬の創薬サービスのためのHUB PDOの最初の大規模な商業的利用の重要なマイルストーンである。

オルガノイド技術は腫瘍学の医薬品開発に革命を起こし、伝統的なワークフローを変えている。 CrownBioはHUBから独占的なライセンスを取得しており、Clevers研究所によって開発された世界をリードするHUB Organoid Technologyを使用し、腫瘍薬の前臨床医薬品開発と検証サービスを提供している。

CrownBioの最高科学責任者であるHenry Liは以下のように述べている。「オルガノイドモデルは、腫瘍学研究の前臨床試験の実施方法に革命をもたらします。オルガノイドを使用することで、薬物スクリーニングは現在の線形ワークフローからマトリクス化されたハイスループットスクリーニングアプローチに進化し、リード化合物を簡単に測定可能かつ臨床的に関連するモデルシステムで複数の患者集団において同時に検証できるようになります。」

今回、新たに利用可能となったPDOモデルは、すでにCrownBioが確立し、拡大し続けている患者由来のオルガノイド(PDX-derived organoids 、以下「PDXO」))のプラットフォームに加わる。PDXOはHUBプロトコルを使用し、世界最大の市販PDXパネルであるCrownBioのPDXコレクションから作製されている。患者組織由来のPDOとPDX由のPDXOの補完的なパネルは、由来するPDXモデルとともに創薬研究方法を変える機会を提供する。

In vitroとin vivoの患者由来モデルを組み合わせたコレクションは、臨床的に関連し予測性が高い。対応するモデルのペアは、in vitroからin vivoの研究へのより効率的でデータに基づく移行を可能とし、抗がん剤の成功率を高めるのに役立つ。

HUBのCEOであるRob Vries博士は以下のように述べている。「HUB オルガノイドバイオバンクが腫瘍学の創薬のために幅広い研究コミュニティーで利用できるようになることを嬉しく思います。CrownBioとのパートナーシップを通じて、製薬及びバイオテクノロジー企業に、抗がん剤開発プログラムの変革に必要な最先端のモデルを提供し続けています。」

新たに追加されたPDOモデルの利点の一つは、非悪性の正常組織由来のオルガノイドが利用できることである。これにより、組織コントロールを含めて化合物の毒性や治療域を対応するPDO研究を適切に実施することが可能となる。

新しいPDOモデルは乳癌、結腸癌、肺癌、膵臓癌の重要な適応症を対象としており、ヨーロッパの患者由来のものである。コレクションには、原発性及び転移性病変からのPDO、患者内の不均一性を捉えるために同一患者の複数病変からのPDOを含み、正常組織及び腫瘍オルガノイドの両方が含まれている。

CrownBioのオルガノイドプラットフォームは、世界中のクライアントが利用可能である。 新たに取得したPDOモデルは、CrownBioへの移管を完了しており、薬効性と薬効力の評価、併用治療の最適化及びリード化合物の選定のための研究に利用可能である。

About HUB

Hubrecht Organoid Technology(以下「HUB」)は、Royal Netherlands Academy of Sciencesおよび University Medical Center Utrecht)によって設立された。創薬と開発、(前)臨床試験における患者層別化、予測診断、個別化医療及びコンパニオン診断薬のためのパラダイムシフトプラットフォームを構成している。

HUBは、成体幹細胞由来のヒト上皮組織から「ミニ臓器」(HUB オルガノイド) を作り出す方法を発見したHans Clevers教授の先駆的研究を活用している。Living biobankの一部であるHUBオルガノイドは、ゲノム配列、発現プロファイリング、既存および開発中の薬剤の感度が特徴的であり、遺伝子情報と薬剤応答性にリンクするデータベースを確立している。HUBは特許取得済みのオルガノイド技術をライセンス提供し、(前)臨床及び臨床試験サービス、研究開発コラボレーション、予測診断、及び「生きているバイオバンク」へのアクセスを提供します。詳細については、https://huborganoids.nl/を閲覧されたい。

報道関係者向けの問い合わせ先:
Crown Bioscience
Jody Barbeau
pr@crownbio.com

HUB
Svenja Meiler
marketing@huborganoids.nl