プレスリリース

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本資料は、Crown Bioscience Inc.が 2020 年 3月 10 日に発表したプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。

二つの新たな肝線維症げっ歯類モデルを発売開始

March 10, 2020

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サンディエゴ発 – March 10th, 2020 – Crown Bioscience Inc. (以下「CrownBio」)は新たな二つの肝線維症げっ歯類モデルの発売開始を発表した。これらのモデルを用いることで、NASH治療、及び急性肝障害や高度線維症における抗線維化治療の効果をより迅速かつコスト効率的に評価することが可能となる。

この2つのモデルは、新規の飼料であるコレステロール添加コリン欠乏線維症(CCDF)飼料と四塩化炭素により線維症が誘発さたモデルである。これらのモデルの発売により、CrownBioは幅広い前臨床プラットフォームを提供しNASH治療薬の開発へのさらなる貢献に取り組む。

CCDF飼料は、現在前臨床試験で用いられているコリン欠乏高脂肪食(CDAHFD)を改良したもので、脂肪含有量が少なくコレステロールが付加されている。 CCDF飼料を給餌したWistarラット及びC57BL / 6マウスモデルは、CDAHFDを給餌したげっ歯類モデルよりも重度の肝障害を呈する。また、線維化は6-9週間のみで観察され、従来の化学物質及び栄養欠乏モデルで一般的に観察される有意な体重減少は認められない。

四塩化炭素誘発モデルは、過栄養及び栄養欠乏モデルと比べて迅速に線維症を呈し、前臨床試験に要する時間とコストの節約を可能とする。C57BL / 6及びBalb / cマウスモデルにおいて、標準的に用いられている過栄養飼料により重度の線維化が観察されるまでに16週間以上要するが、本モデルではわずか4週間で観察される。

CrownBio 心血管・代謝性疾患部門のSenior Vice PresidentであるJim Wang博士は次のように述べている。「線維症はより重症な病態であるNASHと関連しているため、線維化の状態を反映する新しいモデルを開発することはサイレント疾患であるNASHの最悪の影響を受ける患者を救うことにつながる。これらの新しいモデルは、MS-NASHと四塩化炭素誘発げっ歯類モデル、改変げっ歯類モデル、及びNHPモデルを含む他の肝疾患モデルとともに、臨床外挿性が高いモデルの市場をリードするプラットフォームを確立しNASH創薬を促進するという我々のビジョンを強化する。」

新規のCCDF飼料で肝障害及び肝線維症が誘発されたWistarラットの特性データは、ボストンで開催されるNASH SummitでCrownBioにより2020年5月5日にポスター発表される。 ‘A Cholesterol Added, Choline Deficient Fibrogenic Diet Aggravates Liver Injury and Hepatic Steatosis in Wistar Rats’

CrownBioは本年後半に、脂肪肝、脂血症、及びインスリン抵抗性の飼料を改良したNHPモデルのデータも発表し、NASH治療薬の開発者が利用可能なモデルをさらに拡充する。このような進歩により、ヒトの代謝性疾患を厳密に模倣したモデルにおいて、肝臓トリグリセリドを減らし、インスリン抵抗性を改善する可能性がある治療法の評価が可能となる。

報道関係者向けの問い合わせ先:
Jody Barbeau
Crown Bioscience Inc.
pr@crownbio.com