データが豊富なIn Vivo 薬効評価モデルを用いて前臨床研究を進展させてください
当社のサービスでは、リード化合物及び研究課題に合わせて最適なプラットフォーム、研究デザイン、スクリーニング方法を選択していただくことが可能です。各疾患モデルにはリード化合物を最適化するための、バイオマーカーやin vitro / ex vivoアッセイ、in silicoモデリング等、様々な臨床応用可能なサポートツールがあります。また、お客様の研究ニーズに合わせたカスタマイズされた腫瘍モデル開発サービスも提供しています。
当社の経験は、皮下移植モデル、同所移植モデルに加えて、低分子及び高分子、生物学的製剤、細胞療法(CAR-T含む)、腫瘍溶解性ウイルス、がんワクチン、放射線療法等の幅広い試験に及びます。
検証済みのin vivo腫瘍学モデルの包括的なコレクションを用いて、費用対効果が高い方法で、治療効果を最大化してください。
患者由来異種移植モデル (PDXモデル)
患者由来異種移植(Patient-Derived Xenograft, PDX)モデルは臨床予測性が高いモデルです。 当社では2,500を超えるデータが豊富なPDXモデル(HuPrime®)の世界最大規模の商用コレクションがあり、希少がんを含み30を超えるヒトのがん種における前臨床研究を支援しています。また、患者由来の血液がんモデル(HuKemia®)を有しています。
以下の目的にPDXモデルとバイオマーカー探索サービスを活用して、候補化合物の開発中止率と開発コストを削減してください。
- リード化合物の優先順位付け
- 「マウス臨床試験」の実施により、適応疾患を絞り込む (HuTrial™)
- 臨床試験における患者層別化のためのバイオマーカーの特定
研究ニーズに合わせたPDXモデルを世界最大級のオンラインデータベースであるHuBase より検索してください。
細胞株由来異種移植モデル(CDXモデル)
当社では歴史的に用いられているモデルを使用した評価のために、200を超える検証済みの皮下、同所性、及び全身性の従来型の細胞株由来異種移植(cell line-derived xenograft)モデルを確立しました。 生物発光モデルは、原発腫瘍および転移腫瘍の光学イメージングにも利用できます。
以下の目的に細胞株由来異種移植モデルを用いて候補化合物の開発を進展させてください。
- 比較検証のための豊富なヒストリカルデータを有する十分に確立されたモデルにおける費用対効果が高いin vivoでの有効性評価
- in vitro試験からin vivo試験へのシームレスな移行
- PDXモデルより樹立された細胞株を用いたモデルによる、頑健であるが予測的な設定におけるPK / PD評価
- 免疫不全または免疫系ヒト化環境での検証
研究ニーズに合わせた細胞株及びCDXモデルをオンラインデータベースであるXenoBase より検索してください。
がん免疫療法の評価モデル
免疫系を利用したがん免疫療法を評価するためには、免疫系を保持した適切な前臨床免疫腫瘍学モデルが必要です。腫瘍免疫は非常に多様であり、1つのin vivoモデルでは免疫療法に関する研究ニーズのすべてを満たすことはできません。幅広い研究課題に応えるため、当社では、マウス免疫モデル、ヒトターゲット発現モデル、ヒト化モデルを提供しています。
以下の目的に、当社の免疫腫瘍学モデルを使用し免疫療法による長期にわたる効果の持続(durable response)をより広い患者層に適応してください。
- シンジェニックモデル(マウス腫瘍細胞株同種移植モデル)を用いた開発コンセプトの妥当性検証(POC)及びターゲットエンゲージメント研究を通じて、有効性/ PDを効率的に評価する
- 腫瘍同種移植モデル(MuPrime™)を用いて腫瘍微小環境及びドライバー変異の観点から新規併用療法を検証する
- 選択されたシンジェニックモデル及び腫瘍同種移植モデルからなる業界初の大規模なin vivoパネルであるMuScreen™を用い、レスポンダーモデルまたはマーカーを同定するために迅速なスクリーニングを行う
- ヒトターゲット発現モデル (HuGEMM™/HuCELL™)を用いることで、種特異性の制約をコスト効率よく克服する
- 末梢血単核球または造血幹細胞ヒト化モデル(MiXeno™/HSC-PDX)を用い、有効性と潜在的な免疫関連毒性を研究する
研究ニーズに合わせた免疫腫瘍学モデルをオンラインデータベースであるMuBaseより検索してください。