検証済みのin vivo異種移植モデルで意思決定を簡単に
細胞株由来異種移植モデル(CDXモデル)は、抗腫瘍薬の創薬プロセスにおける不可欠なステップとして、重要な意思決定に必要な情報を提供します。候補化合物を次のステージに進めること、お客様が前臨床開発プログラムをタイムリーで費用対効果の高い方法で進めることを可能にします。
当社では、新規の抗腫瘍作用が期待される化合物を評価するための複数のin vivoアッセイシステムを確立しており、各アッセイは薬物の作用機序または個々の薬剤の特性を理解するために特別に設計されています。
適したモデルを迅速に検索してください
当社のサービスとして、データが豊富な細胞株及びCDXモデルのオンラインデータベースであるXenoBase®をご利用いただけます。XenoBase®のデータ標準治療及びRNAseqデータが含まれており、目的に合ったモデルを簡単に選択が可能となります。
ValidatedXeno™モデル
ValidatedXeno™は皮下、同所性及び血液疾患モデルを含む200を超える検証済みでデータが豊富なCDXモデルのコレクションです。本コレクションには、以下の主要ながんを含む転移モデル(自然発生および実験的)が含まれています。
乳癌 | 肺癌 | 膵癌 |
大腸癌 | 悪性黒色腫 | 前立腺癌 |
肝臓癌 | 卵巣癌 |
DX由来の異種移植モデル-PrimeXeno™
PrimeXeno™患者由来異種移植(PDX)モデルに由来する細胞株を介して作製されています。 これらのモデルの多くは、以下の新規の治療標的変異遺伝子を有しています。
ALK | FGFR2 | FLT3 | R-spondin (RSPO3) |
PrimeXeno モデルは、PK / PD分析等の多数の化合物をスクリーニングするための頑健なシステムを必要とする創薬の初期段階に最適です。
ヌードラット異種移植モデル
ヌードラット異種移植モデルは、一般的に化合物のPKプロファイルがヒトに近く、マウスモデルに比べて魅力的な選択肢として知られています。当社では皮下及び同所性のヌードラット異種移植モデルの両方を検証し、以下を提供しています。
- 固形がん
- 膀胱癌、大腸癌、膠芽細胞腫及び前立腺癌
- 非固形がん
- AML及び骨髄腫
In Vivo生物発光イメージング
当社では、生物発光の皮下、同所性、および転移性CDXモデルの光学イメージングサービスを提供しています。
これらのモデルは、原発病変を模倣した同所性モデルを介して、後期の病態を再現するための自然発生的および実験的転移の両方の画像化に、異なる癌のステージでの貴重な疾患情報を提供します。
Bioluminescent PC-3M-luc Orthotopic Prostate Cancer
Model Tumor Growth Inhibition Following Docetaxel Treatment
特殊モデル
- 血管新生モデル:マトリゲルプラグアッセイ及びWindowsチャンバーが利用可能
- 二重異種移植モデル:標的薬剤の選択性を評価に適した、お互いの成長を妨げることなく同じマウスに移植可能なモデルペア
- in vivoトランスジェニックモデル:BaF3-EML4-ALK-WT及びペアで改変されたBaF3-EML4-ALK-L1196MとBaF3-BCR-ABL-T315Iが利用可能